2015年5月26日火曜日

Cordova5でCrosswalk導入

Cordova5(Cordova Android4.0)を使用すると簡単に導入できました。

Crosswalkインストール手順



  1. cordova plugin add cordova-plugin-crosswalk-webview --save
  2. cordova platform rm android
  3. cordova platform add android
  4. cordova plugin list
    1. cordova-plugin-crosswalk-webview 1.4.0 "Crosswalk WebView Engine”がでてくる
  5. cordova build android
    1. crosswalkに必要なファイルがダウンロードされる。(時間がかかる)
  6. 以降はcrosswalkが含まれてビルドされる。アプリのサイズを見ると一目瞭然に。
  7. ビルドでサイズの大きなapkがたくさんできてしまうので、PlayStoreへapkのアップロードが終ったら、「cordova clean」コマンドで綺麗にするようにしています。

使えなくなったプラグイン

一部動かなくなったものもありましたが、Crosswalkには関係なくCordova Android4.0に上げたのが原因でした。

サイズの増加

  • APKサイズ 5.3MB -> 24.5MB
  • 端末メモリサイズ 10MB -> 64MB
端末メモリサイズはTwitter25MB Facebook40MBを考えるととても大きい。
いくつかの機能を省いてサイズを半分にするCrosswalk Liteという派生プロジェクトもあるのでこちらも試してみたいです。(Crosswalkのサイズが半分になるLiteについて)
また、Air SDKのようにランタイムを共有するSharedモードもあるようですが個人的には一般ユーザ向けの導入には期待しておりません。

動作の感覚

  • Android4.4ではcrosswalkを入れた方が重く感じる(参照動作検証)

アプリの起動

  • Crosswalkの方が遅いですが最近の端末はメモリが大きいので最初だけと思えば問題はないです

ビルド時の問題

  • 指定したandroid-versionCodeが無視されて違う値が設定されました。(crosswalkではなくビルドツールの方の問題?)
  • 問題ではありませんがArmとx862つapkが生成されますので、両方対応する方はまとめる必要があります。Android4以上のArm対応端末は8000, x86は200ぐらいのようです。

トラブルシューティング

  • cordova build androidが終了しない 
    • ウィルス対策をソフトを一時的に切ってみる

リリース後の問題

  • Crosswalkなしのバージョンでは一度もクラッシュレポートがありませんでしたがCrosswalkを使ったアプリでは起動時にクラッシュするケースがありました。(深く追ってないので断定はできません)

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